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カルディのバクテーの素でソンファの味を再現できるのか?作ってみた!

※本ページにはプロモーションが含まれます
DFE 肉骨茶(バクテー)の素 KALDI

バクテー(肉骨茶)という料理は日本ではまだあまり馴染みのない料理ですが、豚の骨付き肉とニンニク・スパイスを煮込んだスタミナ満点のスープで、一度食べたら病みつき必須のパワーフード。

最近は無印のレトルト品にもラインナップされるほど人気のアジア料理の一つです。

今回はそんなバクテーを手軽に作ることのできるスパイスミックス「バクテーの素」をカルディで発見したので、本場の味を再現できるのか?検証してみました!

DFE 肉骨茶(バクテー)の素
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本場のバクテーとは?

一口にバクテーと言っても、マレーシア風、シンガポール風などで味付けが少し異なります。

私が理想とするのはシンガポールの超有名人気店「ソンファ(松發肉骨茶)」のバクテーです!

ミシュランガイドにも掲載されたことのあるシンガポールを代表するバクテーのお店で、観光客はまずソンファのバクテーを食べろと言われているほど。胡椒のスパイシーさと旨みがたっぷりの熱々スープ、ニンニクの香り、ホロホロに崩れるお肉・・・

芸術か?と思うくらい、衝撃を与えてくれました。

現地で感動したソンファのバクテー

初めて食べた時の感動は今でも忘れられません・・・。この時の記事でも語ってます。

材料・用意するもの

そんな理想のバクテーを目指して、今回使うのはカルディで発見した「バクテーの素」

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

パッケージ裏に書いてある様に、必要な材料は

DFE 肉骨茶(バクテー)の素
  • バクテーの素 1袋
  • スペアリブ 800g
  • にんにく 1玉

これだけ。
(今回はお試しでスペアリブが500g+豚のブロック肉300gで作ります)

スペアリブを下茹でする

ここはそのまんま、下茹でするのみ。
材料外ですが、臭みとりにネギの青い部分を一緒に入れました。

10分くらい茹でで、血合いとかアクを取り除きました。

あとはひたすら煮込む!

スペアリブの下茹でが終わったら、鍋に800mlのお湯を沸かし、ニンニク(皮付きのまま)・お肉・バクテーの素を入れてさらにアクを取りながら40分ほどふつふつ煮込みます。

地道にアクを取りながら・・

ちなみにバクテーの素の中身はこんな感じ。

パウダー状になっています。

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

袋を開けた瞬間の香りがすでにバクテーで、何だか理想とするソンファの香りに近い気がする・・

規定の時間通り40分ほど煮込んだところで味見をしてみましょう!

ニンニクはそのまま入れていると形がなくなってしまうので、盛り付け用に取り出しておきます。

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

最初からにんにくガッツリで食べたい!盛り付けでにんにくがなくてもOK!という人は取り出さなくても良いかもしれません。

肝心のお肉は・・

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

うん、柔らかくて臭みもない。

でもちょっと味が薄いかな。ブロック肉の方も少しパサツキがあって、味が足りない感じ。

肝心のスープ。

スープの色はこんな感じの少し濁ったキツネ色。

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

これは!!
この胡椒のスパイシーさ、香草の風味、豚の旨み、かなりソンファの味に近い!

ただ惜しいのは、スパイシーさや風味は十分なのに味が薄いこと。

ということで、よりソンファの味に近づけるべく塩を追加で投入しました。

鍋に対して小さじ1くらい。

塩味の目安としては、ラーメンスープくらいの塩味の強さ。

塩小さじ1追加は大正解

塩の追加でめちゃくちゃ美味しいスープが出来上がりました!!これで完成としても十分美味しいバクテーです!こだわらなかったらこのまま全部食べちゃう!

しかし、今回目指しているソンファの味と比べるとお肉がちょっと煮込みが足りないのと、味がしみていないので更に追加で煮込むことにします。

一晩置くと更に本場の味に

というわけで結局更に弱火でコトコト1時間煮込み、合計で1時間40分煮込みました。

そしてなんだかんだで一晩放置することになり、バクテーの入ったお鍋は寒い冬の空気でしっかりと冷やされることになりました。

そして完成した最終形がこちらです!

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

どうですか?

かなり、本格的なビジュアルになりましたよね。伝わるでしょうか、お肉のホロホロ感が・・

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

バクテーの素を開けた時に予感していた、これはソンファの味にかなり近いものができるぞ・・という期待が見事に実現しました。

ガツンとくる胡椒と爽やかな青唐辛子のスパイシーさ、香草の風味、塩加減、お肉の柔らかさ、スープの染みたジューシーなお肉。

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

白飯とチリソースも添えて一緒に食べると更にお店のような雰囲気に。

ちなみにこのシンガポールチリソースもカルディで購入したもの。生姜とニンニクが効いてます。

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

白飯を熱々のスープに浸して・・・

初めてソンファの肉骨茶を食べた時の感動が蘇ります。

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

心ゆくまでスープを堪能。

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

今回の検証をあえて数値化するなら、再現度は90%くらい。

ほぼイメージがソンファに近く、ソンファが好きな人も、初めてバクテーを食べる人も満足できる美味しさでした。

改善点としては、スペアリブの臭みが少しスープに出てしまったこと。

長く煮込んだことも影響しているかもしれませんが、豚肉の臭みを感じやすくなってしまいました。下茹でが足りなかったかもしれません。

もしくは、骨のついていない豚バラやコマ肉で作ってみるのも良さそうです。

臭み以外は、理想とするソンファの肉骨茶の味に限りなく近い仕上がりにすることができました。

『DFE 肉骨茶(バクテー)の素』すごい!!

出来上がり量は多めの2人前・少なめ4人前

パッケージ記載の量だと4人前となっていますが、作ってみた感じだと4人前にはギリギリの感じ。スペアリブだと「大きいのと小さいの1本ずつ+スープ」くらいのボリュームです。メインではなく副菜のボリューム感。

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

お肉もたっぷり、スープもおかわりして飲みたい、という場合だとちょうど2人分のメインになるようなボリュームでした!

※今回は写真の器でちょうど2杯分。

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まとめ

というわけで、カルディで見つけた「バクテーの素」を使って見事にシンガポールの『ソンファ(松發肉骨茶)』の味をほぼ再現することができました。

パッケージに記載の作り方でも美味しいのですが、さらにソンファの味に近づけるためのポイントとしては、

  • スペアリブの臭みを下茹ででしっかり取る
  • にんにくは皮ごと煮込む(30~40分で一旦取り出す)
  • 塩を小さじ1くらい追加する
  • 一晩置いて味を染み込ませると更に美味しい

以上が実際に作ってみて発見したことでした。

シンガポールの肉骨茶の味が懐かしい!と思っている方も、バクテーってまだ食べたことないけど気になる!って方も、ぜひおうちで作ってみてください。

DFE 肉骨茶(バクテー)の素

スペアリブが面倒だったら豚バラ・コマもおすすめです。

今回使ったバクテーの素はこちら(カルディでも不定期で置いてます)