カルディでぬか漬けの素を買うようになってから、すっかりぬか漬けの虜になっています。
ぬか漬けのきゅうりを食べている時ほど「日本人でよかったなぁ・・」と思う時はありません。
今回はちょっと変わり種の糠漬けに挑戦しようと思い立ち、スーパーで買える身近なチーズを糠漬けにしたら美味しいのか?検証をしてみようと思います。
テイスティングした結果を元に、記事の最後では1番オススメのチーズを紹介しています!
チーズを糠漬けに!
使うもの
今回試すのは以下の6種類のチーズたち。
使う糠床は、カルディで購入した「ぬか漬けの素(写真左)」を使います(写真右のぬかチューブもぬか漬けの素と中身が同じです)
無印で人気のお手入れが簡単なぬか床もおすすめですが、カルディのぬか漬けの素は使い捨てなので場所も取らずお手軽でいて美味しいぬか漬けができるので便利です。
逆に、日常的にぬか漬けを作るという方は無印の方が経済的で良いでしょう。
大きいチーズは一つ一つラップで包んでいきます。
全体にまんべんなく糠を付けて・・
サイズが小さいものはまとめてビニールに入れて。
モッツァレラやカマンベールは大きいので2晩寝かせます。
実食!美味しいのはどれ?
それでは一つずつ、味見をしていきましょう。
カマンベール
水分が抜け、少し引き締まったカマンベールに変身しました。
糠漬けにしたことで熟成感が増し、ウォッシュチーズのようでいて、カビ臭さがないので非常に食べやすいです。カマンベール本来の風味も残っていて、中心部はクリーミーでミルキーな味わいも楽しめます。ぬか漬けの風味がついたカマンベールで、フライにしたりチーズフォンデュにするのも面白そう。
クリームチーズ
クリームチーズの糠漬けは、ほろっとした口溶けとクセのある風味が絶妙です。塩気が強く、青カビチーズで有名なゴルゴンゾーラやフルムダンベールチーズのような雰囲気すらあります。これは完全にワインのお供・・
糠漬けにする前と後での変身度合いでは、No.1!
クリームチーズ自体はとても柔らかく形が崩れやすいので糠漬けにする難易度は高めですが、作る分だけラップで小分けにするなどして作ってみてください。
チェダー
チェダーチーズ特有のコクのある味とぬか漬けの風味が上手くマッチしています。熟成が進んだチェダーチーズのように、深みが増してとても美味しいです。元のチーズの味を上手く受け継いでいるので、かなり食べやすいと思います。
プロセスチーズ
今回はアーモンド入りのプロセスチーズを使用。糠漬けにすることで水分が抜け、塩味が増して、より濃縮したプロセスチーズに大変身しました。ねっとりしたチーズの中に、ほのかに糠の香りがします。こちらも値段・サイズ共にトライしやすいので、最初に試してみるのはアリですね。
モッツァレラ
まん丸のモッツァレラをまるごと糠漬けに。水分が抜け、ひと回り引き締まりました。もちっとした食感はそのままに、元々の水分が多いので糠がよく浸透していて風味が強め。塩気が程よくそのまま食べるのにちょうど良いですが、モッツァレラの良さであるミルキーな風味が失われてしまうのが残念なポイント。
さけるチーズ
みんな大好きさけるチーズ、つるんとしているので糠漬けにするのも楽です。
さけるチーズに程よく糠の風味と塩気がプラスされ、非常に食べやすいです。本来のチーズの味が生かされたまま、ほんのり糠が香ることで旨味がアップしています。水分が抜けることで乾き物のようなおつまみ感が増すのも美味しいポイント。
まとめ:1番オススメは?
今回6種類のチーズを糠漬けにしてみましたが、その中で1番オススメのチーズを決めるのは正直とても難しいです・・(食べる前は簡単に結論が出ると思ったのですが)
それぞれに個性があるので一口にこれが1番とは言えないのですが、あえて選ぶとすれば
No.1は「さけるチーズ」です!
糠漬けにしやすい形状・買いやすい価格はもちろん、ぬか漬けの風味のつき方が絶妙で濃縮されたチーズの美味しさと良いバランスです。まず初めに試すのにちょうど良いと思います。
オススメの糠漬けのもと
チーズの糠漬け食べ比べ紹介は、いかがでしたか?
それぞれのチーズによって変化の度合いが異なり、味わいの変化も様々でとても興味深い検証となりました。糠漬けにしたチーズのアレンジ方法なども、まだまだ深堀りできそうな奥深さが垣間見えました。
簡単なので、気になった方はぜひお家で試してみてくださいね。
今回使った使い捨てのぬか漬けの素↓↓
お手入れが簡単な無印のぬか床