遅ればせながらゲームオブスローンズにめちゃくちゃハマりまして、ゴールデンウィークに一気見しました。
夢中になって徹夜することもあるくらい、すっかりGOTの虜になりましたww
1周目は日本語字幕でストーリーを理解したので、英語字幕で2周目を楽しみました。
海外ドラマを英語だけで理解したいと憧れる方は多いと思いますが、私もその1人。
この記事では、GOTというドラマを楽しむ上で頻出の単語で、試験向けの単語帳などではなかなか出会うことができない単語をまとめています。
日常では使わないであろう単語ばかり(絶対に人に向かって使っちゃダメなのも多い)ですが、GOTの世界には欠かせない汚くて悪〜い言葉たちです。
一部、試験に役立つ単語もあるかもしれません!?
ちなみに、最終シーズンまでのネタバレを含みますのでご注意を、、!
【ゲームオブスローンズ】GOTを英語で観るために覚えておきたい英単語21選+英語で名言
GOT頻出の英単語
whore
娼婦、売女
単に娼婦に対して使うだけでなく、女性に対する侮辱や男性に対して侮辱するためにson of whore などと罵り言葉としても使われています。
son of a bxtch, mother fxxker のような感じですね。
絶対に口にしてはいけませんね。
orphan
孤児
家族が不在の中、ブランがwinterfellを取り仕切っていた際、農家の男性に2人のorphanを与えましたね。
cunt
「女性器」または「死ぬほど嫌な人」
Cerseiはしょっちゅう連発しています。
eunuch
宦官
Varysのこと
castration
去勢
eunuchとペアで覚えましょう。
cock
「男性器」を意味するスラングです。
この単語が出てこないエピソードがないんじゃないかってくらいみんなすぐこの単語を口にします。
ちょん切るぞと脅すときだったり、冗談の中だったり、嫌でも覚えます。
ちなみにPodrickはmagical cockの持ち主ですねww
bastard
落とし子という意味で使われていますが、クソ野郎という意味もあります。
butcher
肉屋、屠殺、殺す、の意味です。
GOTの中では大量に人が死にますが、登場人物が殺しの意味で使う単語はkillと同じくらいbutcherを使っています。
確かに、killよりも生々しく残酷な感じがしますよね。
食肉を処理するように、人として扱わずにただただ殺すようなイメージがGOTの内容にマッチしていると個人的に思いました。
sell-sword
傭兵
お金で雇われた兵隊。
文字通り剣を売っている人だと理解できて個人的になるほど〜納得となりました。
conspire
陰謀を企てる、共謀する
GOTのストーリーに陰謀は欠かせませんね。
また、kingに対してconspireしたとして何人もの人々が罪に問われましたね。
ちなみに名詞はconspiracyで、英検1級レベルの単語帳にも出てきます。
convince
納得させる、確信する、説得する
shame
恥、辱しめ
Cerseiが聖堂からレッドキープまで歩かされた、あの名場面が浮かびますね。
taunt
あざける、罵倒する
Combatの際にOberynが瀕死のThe mountainに対してやってました。
その後、あの衝撃的な場面を見せられることになるとは誰が予想したでしょう、、、
unsullied
汚れていない、の意味
劇中では穢れなき軍団のことです。
sully(汚す、傷つける)の過去分詞がsulliedなので、unがつくことで反対の意味になります。
annulment
破棄、取り消し
メイスターの手記の中でレイガーの結婚を破棄した記録が記されていて、それを読んだGillyがSamに意味を聞いてましたね。
usurper
簒奪者
ロバート王は王位を反乱によって奪ったことで、ターガリエンからはこう呼ばれていました。
王位を主張する人にとって、他のライバルはusurperなんですね。
reign
統治、治世
とにかく何度も出てきます。
王の戴冠式の際には”Long may he(she) reign”(治世が長く続きますように、の意味)と唱和していますね。
realm
国土、領域
会話の中で何度も出てきます。
場合によって北の土地、王都の土地など、管轄している土地を指しています。
vengeance
復讐、仇討ち
リベンジrevangeと似ていますが、revangeは自分(被害者)が復讐することで、vengeance は自分以外の人(被害者)のために復讐することです。
cripple
不具の人、身体障害者
S1E4でウィンターフェル城にて、ティリオンがブランが乗馬できるようにと特別な装置の図面をプレゼントした際に、何か裏があるのでは?とロブから疑われた際にすかさず出たセリフ「I have a tender spot in my heart for cripples, bastards and broken things.」は印象的でした。
blacksmith
鍛冶屋
Gendryの職業です。
おまけ 名シーンが蘇る、お気に入りの言葉たち10選
いつかどこかで使いたい、お気に入りの言葉です。
私があえて言うまでもないくらい人気のセリフばかりだと思うのですが、押さえておくとよりGOTファンとの会話が盛り上がるはず!
valar morghulis
コインを渡すときに言いましょう。
Not today
直訳すると、今日じゃない。日本語字幕だと”まだ死なぬ”となっています。
死神に向かって言いましょう。
もう人生ダメかも、と思った時に言えばきっと勇気が出るはず。
ダンシングマスターの顔がチャーミングなインド風アクセントと共に思い浮かびます。
That’s not you
AryaがNimeriaと再会したものの、去ってしまうNimeriaの後ろ姿に向けて言ってました。
あなたは野生で生きていく、人間と共に生きていくのはあなたの生き方じゃないよね、もう昔のあなたじゃないのね、という感じです。
AryaもLadyとして生きるのではなく、自分の道を生き、別人のように成長しました。
Hold the door
扉を押さえていて欲しい時に言いましょう。
Winter is coming
秋の終わりに言ってみたい。
AryaがFrey家にvengeanceを果たした際に言っていたのがカッコ良かったです。
chaos is a ladder
小指さんの名言。
混沌とはハシゴである、、、
oathkeeper
誓いを守る者
ブリエンヌの名付けのセンスよ。
King slayer =王殺し、つまり王の盾としての誓いを破った者=oathbreakerとして後ろ指をさされてきたJaimeに対して出た言葉ですね。
ネッドの形見から作られた剣にWidow’s wail と名付けたJoffreyとは大違い。
(1周目は本当にJoffreyに殺意を覚えましたが、2周目になると、ある意味可愛く見えてきてしまう憎い坊ちゃんです)
あのシーンはJaimeとBrienneの絆に涙がでました。
まさか、Jaimeにこんなに感情移入するとは第一話からは想像もつきませんでした。
no one
誰に教わったの?と聞かれたらこう答えましょう。
厨二病全開でもいいから言ってみたいw
stick them with the pointy end
”尖った方で刺す”
S1E2でジョンがアリアにニードルをプレゼントした時に伝えた最初のレッスン。
S8E3でもAryaがSansaにダガーを渡す際、同じセリフが出てきます。
”スティクデムウィディポインティエンd”、と真似して声に出してみるとなんだか心地よい。
you know nothing, John Snow
YoutubeではYou know nothingまとめが作られるくらい人気のセリフですね。
さいごに
アリア大好きな私は必然的に彼女のセリフが多く心に残っています。
アリアはシンプルな決め台詞が多く、なおかついつもビシッと決まっていてハズレがない!
どれもアリアの人格形成やこれまでの成長に至る背景や、生き方を象徴するものが多いのも特徴的ですね。
言葉が含む意味が多層的で、詩的で哲学的でさえあります。
本当によく出来たドラマだな〜と感動。
また時間が経った頃に見返せばまた違う見方が出来るかもしれません。
食わず嫌いだったのを後悔するくらい、GOTという世界に浸かる事ができて幸せでした。