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【山小屋で食べたい系】カルディの本格ライ麦パン「サワーブレッド」を紹介

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KALDI

カルディで珍しくライ麦パンを見つけたので買ってみました。プンパニッケルよりも食べやすくて美味しいサワーブレッドだったので紹介します。

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カネルベーカリー サワーブレット

カルディでの販売価格:¥568(300g)

手に持つとずっしりとした重みのある無骨なパンは、なんとラトビアで作られたもの。

ラトビアは国連の区分によると北ヨーロッパ(北欧)の一国で、スウェーデンとバルト海を挟んでお向かいに位置しています。

寒い国では小麦が育ちにくくライ麦作りが盛んなため、このようなライ麦パンが広く作られているということはライ麦パンの歴史を語る上で必ずあがるお話です。

ライ麦52%、小麦20%

材料にはライ麦が52%、小麦が20%、そして小麦ふすまやクミンが使われています。

クミンは風味づけの目的と保存性を高める効果があるので、こうしたライ麦パンにはよく使われるハーブです。昔のヨーロッパでは村にある大きな窯を使って、住人の食べるパンをまとめて焼いていたそうなので保存性が高いことは非常に重要だったのです。

1cmほどにスライスされて10枚ほど入っています。一部、やたら分厚いのがありますが…(スライス忘れ?w)気にしないことにしましょう。

サワードゥを使用、長時間熟成

断面には細かい気泡とクミンシードが見えます。ビニールで包装されただけのパッケージでしたが、しっかりと水分が保持されています。そのまま食べるとボソボソ感が目立つので、トースターで温めるのがオススメです。皮がカリッとして甘味が増し美味しいです。

こういったハード系パンを食べ慣れていない人にとっては、何これ!?となってしまう恐れのあるパンですが、爽やかな酸味とライ麦の甘味は1度ハマると抜け出せない美味しさです。

やっぱりチーズとハムは外せない

スライスチーズでも良いし、カマンベール、ブリー、クリームチーズ、エメンタールなど相性の良いチーズは多いです。とろっととろけたチーズを乗せて食べるサワーブレッドは、ハイジの世界にいるみたいな気持ちに。

山小屋で食べるのが似合うパンです。

私は生ハムとチーズでホットサンドにするのが何よりも好きです。

このクオリティは正直、おしゃれなパン屋さんで¥600くらいで売っててもおかしくないハムチーズサンドになります。

好みの分かれるパンではありますが、天然酵母やカンパーニュなどのハード系のパンが好きな方なら満足する味だと思います。

在庫のあるカルディはあまり多くない(筆者が5件訪れたうち1件)ので見かけた際はぜひ手に取ってみて下さい。

ちなみに同じくカルディで取扱のあるライ麦商品で人気なのは「シグダル」のクリスプブレッドです。

雑穀の入ったザクザク食感の贅沢なクラッカーです。こちらはカルディも置いているお店が多いのでライ麦商品が恋しい方はぜひ。

シグダル クラッカー